香水瓶

香りの文化は、神にささげる薫香としてはじまり、その器にも上質な美が求められました。当館には古代から現代にいたるまで、およそ5000年にわたる香水瓶の歴史を概観できる名品が、数多く収蔵されています。

 《香油壺》

初期王朝(第1-第2王朝:紀元前2972-2647年)

エジプト

 《ポマンダー》

1650年頃

ドイツ

香水瓶《リンゴの花》

1755年頃

イギリス、チェルシー窯

 《セント・ボトル》

1755年頃

イギリス、キャップ製作はチェルシー窯

双口香水瓶《嘴をすり合う鳩》

1755年頃

イギリス、セントジェームズ窯

 《香水瓶》

1820年頃

フランス

 《香水瓶》

1900年頃

フランス / 宝飾職人

デラックス香水瓶《ディオリッシモ》

1956年(香水製作年:1956年)

デザイン:クリスチャン・シャルル / バカラ社製 / クリスチャン・ディオール社

香水瓶《ミュゲ(スズラン)》

1931年

ルネ・ラリック作

香水瓶《レ・ゼルフ(自然を司る北欧神)》

2002年

ラリック社